[雑記]無言館

field03032006-05-31

私の住んでいるところから車で1時間位の所に、「無言館」(長野県上田市)という美術館がある。


第二次世界大戦に出兵して、命を落とした若い画学生達の遺作品を展示してある美術館だ。

薄暗い美術館の中には、学生達のプロフィールや手紙、そして故郷に残してきた家族や恋人などを描いた作品が多かった。
愛する人たちを残し戦争で死んでいくことは、どんなに悔しかったか・・・、残された人たちはどんな想いだったか・・・
見ているだけで、ただただ涙が出てきて止まらなかった。


今日の「純情きらり」では、戦争の色濃くなっていく日本の中で、絵を描いている画家達(西島秀俊達)が出てきた。
今までの、桜子(宮崎あおい)と達彦(福士誠治君)の恋愛の話から、急に戦時下の日本の話になってきた。
この登場人物の中で、戦争に行って死んでしまう人がいるんじゃないか・・・。


そう思う時、「無言館」のことを思い出し、また泣きたくなった。


機会があったら・・・いえ、是非、「無言館」へ行ってみて下さい。
(「無言館」で検索してみて下さい。私の説明では全く足りないと思うので・・・)
本も出版されているので、図書館で見つけることも出来るかもしれません。



写真は、児童館の下駄箱の上の壁面飾り。
明日から6月です。かえるがいっぱい。ゲロゲロ!