[雑記]気になる子

同じものを見ていても、聞いていても、人はそれぞれ感じ方が違うけれど、それがあまりに違うと生きていくのが大変になる。


児童館ですごく気になるその子は、あきらかにその子独特の世界観を持っている。
その違いに本人もいちいちひっかかり、トラブルを起こし、「死んでやる!」と叫ぶ。


学校や家では押さえつけられ「おりこう」にしているので、かえってその分児童館で発散しているようだ。学校ではあまり問題にされていないようで、学校の先生にも話すと、「話をよく聞いてあげてください」といわれた。


私の友人で以前教師をしていた人は、かつて低学年で教えた子が、中学生になって自殺をしてしまった経験がある。その子はアスペルガーという発達障害があると思われたが、親がきちんとした判断を拒でいたそうだ。本人は周囲から否定され苦しんでいた。


「死んでやる」「自殺してやる」「飛び降りてやる」・・・。今は、周りをびっくりさせるための道具として使っている言葉だけかもしれない。でも、いつか本当にどうにかなってしまいそうで、苦しくてたまらない。