ひとつの朝

field03032006-11-27

「ひとつの朝」昨日が「母親コーラスまつり」本番で歌ってきた。ひと言・・・「快感!!!!!」

楽しくて、ステージで、もっと歌っていたい。ハモルッて、なんて気持ちがいいんだろう。私は、こんなふうに歌いたかったんだ。・・・やっぱり歌はいい。・・・そんな想いが心の中を巡った。


指導のN先生には、大大大感謝!!!


3年前、小学校の事務室で、休み時間に来るN先生に「指導者を探してるの」「誰もいないの」「指導者になって」と口説き落とした私の目に狂いはなかった。(N先生からは、「あなたに騙された」と今でも言われるけど・・・)


発声、歌詞の解釈、みんなの気持ち・・全てのツボをおさえて、細かい音ひとつひとつに手を入れてくれた。パワフルな指導に私たちも勝手な事を言って伸びやかに練習させてもらった。私たちの実力を200%以上に出してくれた。
そして、会場でもらってきたテープをみんなで聞いて、思っていた以上の出来に感激した。


早速打ち上げの会をした時に、「今まで生きてきて、こんなに感激したことがなかった」と言って、涙していた人が何人かいた。そして会話の中に「仲間」という言葉がたくさん出てきた。若い頃は恥ずかしくて言えなかった「仲間」という言葉。中途半端に生きてきた私には縁遠かった「仲間」という言葉。なんだか、この歳になって青春している。「老後の楽しみに歌を歌おう!そのためには、今からはじめよう!」と言って会員を勧誘していたのが嘘のように、「今」がある。


『たとえば涙と別れること たとえば勇気と知り合うこと

 たとえば愛を語ること ときには孤独と向き合うこと

 旅立ちは 旅立ちは・・・旅立ちは

 いくつもの出会い・・出会い・・』


「この詩の中の最後の「出会い」という言葉に向かって、いろいろな出来事を感情込めて歌っていきましょう。「出会い」を一番大事にしていきましょう。」とおっしゃり、この言葉のところでは、指揮もゆっくりと、心を込めて歌わせたN先生。一緒に歌ってくれるみんなに出会えてよかった。