僕の歩く道

テレビ番組「僕の歩く道」。

自閉症の人が主人公のお話なんだけれど、スマップの草なぎ剛くん、いいね。感情の出し方が健常の人とは違う独特の感じがよく演じられている。

私は、あのカウンセラーの先生(加藤浩次さんが演じている)に妹(本仮屋ユイカ)がカウンセリングしてもらっている場面は、毎回楽しみで、あの先生みたいな人にカウンセリングしてもらいたいといつも思う。

特に、今日は、カウンセリングしていて、ユイカちゃんが、障害のある兄に手がかかっていたお母さんへの不満を吐き出し、「もっとお母さんに甘えたかった〜!」と言って子供のように泣いている見たら「私も、甘えたかった・・・」と言って一緒に泣いてしまった。都古ちゃんもお母さんに甘えられないで苦しんでいたね。母親へ甘えたかったのに、忙しそうにしている姿に遠慮したり、言いたいことがお互いギクシャクしたりで、甘えられなかった子達はたくさんいるだろうな。昔も、今も・・・。


そうそう、小学3年の女子Mちゃん。今、お母さんが出産のため里帰りしていてお家にいない。先週末、そろそろ産まれそうになって、「今日は児童館から帰ってもお家にいない」とわかっていた夕方、もうせいいっぱい寂しいのを我慢しているのが伝わってきて、みているこっちが辛かった。「お母さんいなくて寂しいね」って声をかけたら、我慢しているのが出来なくなりそうに目が赤くなってきて、ふっとどこかに行ってしまった。赤ちゃんが産まれても「お姉ちゃんなんだから」って我慢することが増えるんだろうね。

今日、Mちゃんは、誰もいない廊下の隅で、私に抱きついてきて胸を触っていった。Mちゃんのお母さんに会ったら、我慢していることを話して、Mちゃんのことをたくさん抱きしめてもらうようにお願いしよう。