イマドキの子

児童館に毎日来ている小学校1年生の女の子、Yちゃん・・・。くせっ毛のくるくるした、とても可愛い女の子だ。
4月から半年間、ほとんど声を聞くことが出来ずに、私達は「Yちゃんは、なんておとなしいのでしょう」と思っていた。

それでも、最近、急に慣れてきてたくさんお話しをしてくれるようになった。お家のこと、学校のこと・・・。


そして、先日・・・。

Y「学校の音楽会で、校長先生はドラえもんをやったんだよ。」
私「ノビタは、U先生で・・。しずかちゃんは、あの綺麗な音楽の先生がしたのよね。」
Y「(少し低めの声で)だれより(きれい)?」
私「(へっ?)私より・・(と、小声で答える)」
Y「ふっ・・。(と鼻で笑う)」

「ふっ」という笑い方が、怖かった。
この半年、Yちゃんは、猫をかぶっていたらしい。
あぶない、あぶな。ここで、強気に「あの音楽の先生より私のほうがきれい。」なんて冗談にも言ったものなら(本当に音楽の先生はおきれいなのですが・・・)、子供達の間でどんな噂になるのやら・・・。


もう、すっかり「女」の会話をしてくる小学1年女子にビックリしたり可笑しかったりの出来事だった。

[雑記]子供たちは凄い!

昨日は、社会福祉協議会のお祭りで、児童館の子供達もステージ発表をした。

終わったあと「楽しかった〜」と口々に言って帰ってきた。(小学校のステージ発表あり、両方に出た3年女子は「小学校の発表より、児童館の発表の方が楽しかったよ」っと言ってくれた。)


練習で私が言ったことはきちんと出来て、声も大きく、止まるところもなく・・とにかく、よかった!
お母さんたちも喜んでくれたみたいだしね。


なんだかほっとしたような・・・寂しいような・・・。
来年は、何しよう・・・。

歳をとること・・・

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自分でもビックリしたのだけれど、浴衣の着付けを人にしてあげることが出来た。(きちんと?文庫結びで。)


若い頃、「着物の着付け教室」ってところに通ったけれど、半分くらいしか講義を受けないで、終了証だけもらった不良な生徒だった。自分で浴衣を着ることも出来ないままの生徒だった。
10年位前に、外国の女の子が家に泊まったときに、私の浴衣を着せてあげようとして、悪戦苦闘したけれど結局、帯を縛ることが出来ずに、ごまかして写真だけそれなりに撮ったこともあった。


それが、今週末の社会福祉協議会のお祭りの衣装で、浴衣を着る子供のために、挑戦したら・・・出来た。・・・簡単だった。


歳をとると、今まで溜めてきた疑問やら、知識やらいろいろなものが急につながったりして、何かが出来たりすることがある。面白い。
目がかすんだって、足がたまにもつれたっていい、まだまだ進化してしている部分もあるということなんだな。

最近のこと

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書きたいことはたくさんあるけれど、時間がない・・・。

とりあえず箇条書きにしておこう!!


☆膝は、ごくたまに痛い。「やっぱり痛いから医者に行こうかな・・・?」と言うと、息子が「恋の病?」と言ってニヤリとした。(・・・)


内田善美の「空の色ににている」を手に入れた。ご心配いただいた方達、ありがとうございます。
やっぱり、あるはずのものは、なければいけない。ないと気づいたとたん落ち着かなくなり困ってしまった。これで、やっと落ち着ける。


内田善美の「星の時計のリデル」をはじめて手にした。
奥が深い。私のアンテナが低すぎて、この作品の核心がよくわからない。それぞれの人の言いたいことは、わかる気がするのだけれど・・・。もう一度読んでみよう。やはり、絵は美しい。


☆今度の日曜日に、地域の文化会館で、社会福祉協議会のお祭りがあって、私の行っている児童館もステージ発表の出演する。
それぞれの児童館や小学校が趣向を凝らし発表する。
私たちの児童館のテーマは『わらべうた』で、「はないちもんめ」「あぶくたった」「でんでらりゅうば」「なかなかほい」などを、チョッとした小芝居を混ぜて紹介していく。15分くらいの発表。
私が台本を書き、子供達と遊びながらの練習(一番楽しんでいたのは私?)、気合を入れたり、衣装の心配などいろいろあった。今日、小学校のステージを借りての練習では、「いいじゃん!」という感じの出来になってきました。嬉しいのは、小4の男子(チョッと悪ガキ)が、本番の日は野球の練習で出演できないと思われるのだけれど、「楽しいから、リハーサルだけ出る」と言って練習に来てくれていることだ。いい奴だ。それにしても、上手くいくか・・・緊張するな〜。


☆先週末、NHK教育で「全国学校音楽コンクール」の全国大会の生中継があった。
私は、小5から中3までの5年間出場した。(地方大会で終わったけど・・・)テレビを見ていると、何十年も前の私がそこにいる・・・という感覚にとらわれ目が離せない。この子達も、「歌が好きだ〜」と一生思って生きていくんだろうな。と勝手に思った。
今年の課題曲は小学校は、詩が工藤直子さん。中学校は、森山直太郎さん。高校は、瀬戸内寂聴さん。どれもよかった。楽譜が欲しい。特に森山直太郎の「虹」は歌ってみたい。(何年か前の小学校課題曲、吉田美和さんの「未来を旅するハーモニー」もすごく好きです。)


写真は、家の家庭菜園のところで咲いているコスモス。今年は白の花も綺麗に咲いてくれてよかった。間引き具合もよかったのか、あまり邪魔にもならなかった。
近所のおじさんが「奥さん・・。このコスモスに負けないくらいきれいだよ。」と、歯の浮くようなことを言ったので、キモ可笑しかった。

若いつもりでも・・

今日、夕方、児童館で子供と「おばけごっこ」という名前の「追いかけっこ」をして遊んでいて、転んで、膝を強打した。畳の部屋で、畳の目にそって靴下をはいた足がすべり、机の縁に膝をぶつけたのだ。痛い・・・。小学生が見ている手前、さすがに泣かないけど・・・痛い。小学生と全く同じレベルで遊んでいたのに無理があったわね。


あまりの痛く、寒気もしてきた。骨にひびがはいっているような気がしはじめたら、絶対そうだ!と思ってしまうほどだった。


レントゲンのある医者は、診療時間を過ぎてしまったので、通りすがりの整骨院へ行った。
結構評判はいいらしくて、患者さんもそこそこいた。そこへ、知り合いも偶然来て、「ここ、いいよ。」と言うので、ひと安心。
呼ばれて入ってみると、その先生が、すごく素敵な感じだったので(もちろん、男性)、「なんか嬉しい」オーラが出ていたかも・・・。
あまりに素敵な感じだったので、見ようと思って顔を向けると、私の動きに気づき「痛い?」と聞くので、よく見ることも出来なかったのが残念・・・。


膝は、とりあえず、冷やして、固定してもらった。いろいろ触ってみて、「これからもっと痛くなるけど、ひびは入ってないと思う。また明日も来てみて」と言われた。


「はーーい」行きます。


転んで悲しかったのか、嬉しかったのか・・・よくわからない日でした。
本当は、痛くて悲しい・・・。

意味のない人生なんてない・・

今日の、「純情きらり」のなかで、私の中に残った言葉。「意味のない人生なんてない・・」


そして、輝一ちゃんへの「一番嬉しかったのは、お父さんと出会えたこと。そして、あなたとあえたこと・・」というノートの文章。


今、小学校の教科書に「ずっと、ずっと大好きだよ」というお話がのっている。
飼っている犬に、「ずっとずっと大好きだよ」と話しかけている少年の話。その犬は、死んでしまうけれど、でも、僕はその犬に「ずっとずっと大好きだよ」と、いつも言ってあったから・・・、僕の気持ちは伝わっているから、大丈夫・・・。って言う内容。


ことばに出して言うって、大切だ。言わなくてもわかるでしょ。なんていってちゃいけない。周りの人に、あなたと会えて嬉しかったって言っていこう。
少なくとも、自分の家族には・・・。

お父さんだよ・・・

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今日の「純情きらり」のなかで、達彦さんが赤ちゃん言った言葉・・・「お父さんだよ・・・」。
すごく優しい言い方で、少年の頃から達彦さんを知っている私?は、かねさんがいたらどんなに喜んだだろう・・と思い、そして、かねさんに代わって幸せな気持ちになった。


テレビの前で、歯磨きしながら「純きら」をみている高3の息子が、「お父さんだよ」と自分の子供に言える日はくるだろうか。


そういえば、ポールは、日本からアメリカに帰って、すぐにハンガリーに1年間の予定で留学に行っていた。でも、アメリカのお父さんから連絡がきたのだけれど、ポールは、ハンガリーでの学校生活に適応出来ずに、帰らされることになったそうだ。日本でも、息子の行っている高校から「迷惑です」と断られたけれど、やはり、自分のことが出来ない子が留学は無理なんだろうな・・。お父さんもすごくがっかりしていたみたいだ。ポールはどうしているんだろう。


写真は、少し前にハンガリーからきたメールに添付してあったポール。